logo

異名をくれ——3つのAIに同じ問いを投げてみた

2026年2月28日AI × ユーモア × 個性の違い3 min read
AI比較
Claude
ChatGPT
Gemini
異名
シンギュラリティ

かっこいい男の条件は3つあると思っている。自分の哲学があること、作法があること、そして異名があること。哲学と作法は自分で磨ける。でも異名だけは他人から贈られるものだ。

というわけで、3つのAIに「異名をくれ」と投げてみた。

Claudeは、一日かけた対話の蓄積から「接続屋」と答えた。冷間鍛造とAI、メキシコとものづくり、ふざけと本気——つながらないものをつなげるのが自分のやっていることだ、という文脈から出てきた言葉。プロセスそのものが答えの一部になっている。

ChatGPT 5.2は、人物像を分析して4カテゴリ・16パターンの候補を並べた。「鍛造の編集者」「Forging Architect」から「プレス界のデータ鍛冶屋」まで。さらに「半分ふざけてる」と伝えたら、追加で20個のネタ系を出してきた。「ポート3000の番人」「無料枠ギリギリの錬金術師」「断面減少率を語れる男」「仕様変更の使者」。

Geminiは、自分のバックグラウンドを知らない状態で「静眼の哲人」「鋼の流儀」「孤高の理」「礼節の刃」と、和風で重厚な名前を贈ってきた。「異名とはこれくらいハッタリが効いている方が様になります」というコメント付き。

3つを並べると、それぞれの個性が見える。Claudeは対話の蓄積から答えを出す。ChatGPTはデータを構造化して選択肢を並べる。Geminiは言葉の響きとイメージで勝負する。どれが正解ではないし、用途で使い分ければいい。

ただ、個人的に一番ツボだったのは真面目な分析ではなく、「ホイップ追加の男」「ポート3000の番人」「無料枠ギリギリの錬金術師」だった。エンジニアの日常の苦しみと個人の流儀を的確にネタ化してくるこのいじりかたの中に、シンギュラリティを感じた。

一覧に戻る次のメモ

©2025 Natsuki Hayashida. All Rights Reserved.